ブートレグ(合法) |
返信 |
【前回までのあらすじ】
『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第5話で彼方達が美味そうに食す姿に触発され、ヤマモモを植樹すること早二年、結実を迎える。「結実まで6・7年を要す」との前情報との差異に不安を感じるsbifb4であったが、その思いを余所に実は次々と赤く熟してゆく。わき上がる疑念をぬぐい去るべくネットの海で情報を集めると、そこには衝撃の事実が待ち構えていた。
「瑞光(←植えた品種)は2・3年で結実しますが、ヤニが多く含まれ生食には向きません。」
突如襲いかかる絶望。この二年間は一体何だったのか。というか、あんだけ結実しておいて食えないって。打ちひしがれる思い。だが、寛容なネットの海は食えないヤマモモに一筋の光をあてる。
「そのままで生食できないなら、みんなヤマモモ酒にするしかないじゃない!」
次の瞬間、一縷の望みをかけてホワイトリカーと氷砂糖を買いにでかけるsbifb4の姿があった。
(アバン終了、以下本編)
いままで果実酒は一度も作ったことがないので、とりあえずネットで調合法を検索。『果実』+『氷砂糖』+『ホワイトリカー』を混ぜればオールおkの模様。加えて錬金釜、もとい、果実酒用の漬け込みビンを用意。漬け込む直前に煮沸消毒するべし、とのこと。
今回ヤマモモに加えて、人づてに大量のすももを戴いていたので『すもも酒』も作ることにしました。余談ですが、なんで田舎の人間は自分の家の収穫物をお裾分けするときに、加減をしらないんですかね?すもも4.2kgとか、生食だけじゃどうやっても消費しきれませんがな。
さて、配分比率についてですが、調べれば調べるほどに誰も彼もが「自己流」で配合を行っており、いったいどの配合が初心者向けなのかわからない。保管時の気温とか湿度とか、なんかそんな外的要因もあるでしょうし、固定の解がないものだと勝手に解釈。おおよそ平均的と思われる配合という名の目分量で実行に移しました。
まず収穫したヤマモモ(700g)とすもも(2kg)を洗って、水気を切るためにしばらく干します。
先人の情報によれば完熟前がいいらしいんですが・・・この色づきは、まぁ、なんていうか手遅れだ。気にしない。
そういえば試しに1個、完熟したヤマモモを恐る恐る食してみたんですが、ほんのりヤニ臭いアセロラみたいな味でした。1個で十分。
次に、果実と氷砂糖がムラ無く配置されるよう、ビンに詰め込んでいきます。
(ヤマモモの方にはレモンも投入。なんかヤニが怖くて単品で勝負できなかった・・・)
今回ヤマモモには4リットル瓶、すももには8リットル瓶を使用しました。8リットル瓶は煮沸が大変。4リットル2個に分ける方が賢明だったかも。
最後にホワイトリカー(それぞれ1.8リットル、3.6リットル)を注入して完成。
この後、冷暗所で寝かせばおkの模様。たまにゆっくりビンの中を混ぜるのを忘れずに。飲み頃は、ヤマモモ酒は3ヶ月後、すもも酒は一年後だそうですよ・・・気短には向いてませんね、この趣味。
投稿者 sbifb4 | 返信 (1) | トラックバック (0)