たまに、思うこと。 |
返信 |
幸い、生まれてこの方怪我や病気を理由に119番したことはないんですが、仮に、出先で、目の前で意識を失った人を見かけても119番するかなぁ?という疑問。
人命救助のノウハウは持ち合わせていませんし、AEDが近場で手に入ったとしても、取説読んで正しく実行に移せる自信がない。「お客様の中にお医者様は・・・」って叫ぶくらいかと思うのですが、現実的に考えて自分がとれる行動の中で有意義なのは119番くらいだと思う。
それでも何故躊躇するかといえば、自分が冷酷な人間だからとかそういう理由ではなくて、たとえば新宿駅近辺に用があって出かけたとして、目の前で誰かが非常事態になったとしても、119番したところで『現在地』を伝えようにも把握できないという根本的な問題があるから。
職業的なものかもしれませんが、現在地を枝番まで間違いなくしっかり伝えられなければ意味が無いんじゃないか?と考えちゃう。よっぽどランドマークとして名の知れている場所であれば「○○の前」とかでもいけそうな気がしますが・・・勿論、電柱とかに住所が表示されていれば解決はしますし、最寄りの店舗に駆け込んでその点をお願いしてもいいと思います。一応、携帯のGPS機能を利用した位置情報の通知も行われているみたいですが、やっぱり現在地の正確な把握は必要事項扱い。どのっくらいの精度のGPSかわかりませんが、詰めの部分での確実性なんでしょう。
で。
危篤人を前にして深刻度の状況を確認後、いったん置き去りにして現在地の把握の為に奔走し、更に電話が繋がったらたぶん消防の人に外見的な症状を根掘り葉掘り聞かれるでしょうから、危篤人の側に戻って実況しなくちゃならない。もう、絶対的に分業の必要性があると思うのです。最低でも付き添いと電話当番の二人。付き添いだってじっくり観察する時間がとれた方が情報量増えるでしょうし。
そうなるとですよ、自分みたいな外出は基本ボッチの人間は上記の状況に陥ったとき、瞬時に身近な他人を巻き込んで分業体制の確立とその実行を試みなければならないわけです。これがもう正直、無理な気がする。心臓に毛が生えてないし。たぶん、実際に状況に置かれたら、周りの人間も自然発生的に緊急事態モードになって、上手く歯車が回り出すかもしれない。そこに居合わせて、誰かが「おまえ電話係な」って言ってくれれば、迷い無く電話係に徹することが出来ると思う。でも、「おまえ電話係な」って言う側の人間には、それでもなれない気がするんだよなぁ。
とはいえ、倒れた人間が一緒に行動していた血縁者や友人だったら、間髪入れずに119番かけますけどね。で、現在地を聞かれてサーっと血の気が引く、という。
救命講習に参加するほど前向きな根性は持ち合わせていないけれど、非常時の脳内シミュレーションをしておくくらいなら手間も時間もかからないし、たまにこういうこうを思うのも、良いと思う。
投稿者 sbifb4 | 返信 (1) | トラックバック (0)