攻殻劇場版とラブライブ観てきた。 |
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【攻殻劇場版】
TV放送では時系列に沿って放送されなかったせいかイマイチ話が飲み込めない点があって、多少ちんぷんかんぷんな心持ちで行ったのですが、この劇場版に関しては話の締めくくりとして非常にわかりやすくまとめられていました。
それでいて色々と交錯するシナリオ展開は大変面白かったですし、オチの意外性や映像美など、劇場で観て良かった、と素直に思える出来映えでした。新声優の演技にも最後の最後でようやく慣れた感じ。コーネリアスのおしゃれな劇伴も、新しさを演出する上で良かったのかもしれません。色々と結果オーライに思えてゴーストハックされた心持ち。
上映開始数分で見られる、素子ちゃん史上最高の(作り)笑顔が可愛くて胸キュン。
【ラブライブ】(盛大にネタバレ多々)
観ようか観まいか迷っていたのですが、攻殻終わった後にちょうど上映開始の時間だったのでハシゴすることに。以下、突っ込みどころが多くて止めどねぇ。
・突然、「アメリカのテレビ局からオファーがあったYO!」という理由でニューヨークに遠征するメンバー達。
・なのに、同伴者も居なければ現地TV局のスタッフも一切出てこない不思議。女子高生の卒業旅行にしか・・・
・しかも、現地のTV局はメンバーにロケ地まで選定できる権利を与える大判振舞。しかも、選定したのはライブ前日。
・帰国後はTV放送で扱った「3年生の卒業をもって解散」というネタをぶり返して焼き増し。十輝先生ェ・・・
・穂乃果の一人芝居が必然的に多かったのですが、中の人がメディアに出まくってその姿を目にしていたせいで、声を聴く度にガタイの良いマッチョなアラサー女子の姿が脳裏をよぎるのです。集中できねぇw
・穂乃果が悩んだ末に解散を決定するシーンでカルデラ湖に全力疾走してゆく姿が、映画『心の指紋』のクライマックスをリスペクトしているように感じたのは自分だけですか?
後半、近隣のスクールアイドルに声をかけまくって、アキバ中央通りを占拠する一大集結ライブを慣行するシーンがあるんですが、
・スクールアイドル全体を盛り上げよう、という主旨で声かけたのに、μ'sとARISEだけひな壇扱いで、その他は完全な賑やかし。
・っていうかライブ前に、μ'sのメンバーの為に、海を割るモーゼの出エジプトよろしく道を開けるモブアイドルが訓練された兵隊のようで、ヒエラルキーがひしひしと伝わってきて怖い・・・
・ライブ中はメンバーの親族などが観客として映し出されるカットが挟まれるもの、いわゆる一般的に言うドルオタ的な、情熱ほとばしる男性ファンなどの一般人の描写は無し。大量のアイドルが画面を埋めてはいるけれど、オーディエンス不在という不思議空間。この子達は一体誰に支持されているのか・・・・
などなど、もう、とにかく突っ込まずにはいられない内容の映画だったのですが、もともとファンの為のご褒美的な位置づけで制作されたものでしょうし、その点では使命を全うしていたように思います。明るく楽しく、目くじらたてて「つまらない」と断じなくてもいいじゃない?ハッピーでピースフル、そんな気分になる映画。
で。(1)
上映終了後にハンカチで目頭おさえて鼻汁すすりってる女性客が何人かいたんですが、え?流石にこの映画に泣く所はなくね?女性的には泣ける要素があったの?わからん・・・
で。(2)
シアターから出る道すがら、前を歩いていた若い男性二人組の会話。
「えー、これで何回目だっけ?」
「6回」
え?流石にこの映画を6回も観る要素なくね?入場者特典もなかったよ?自分貰わなかったし。わからん・・・・
劇場の物販で凜ちゃんラーメンがカートン売りされていたんですが、あんなデカイの買って帰る人いるんだろうか?
投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)