屍者の帝国観てきた。 |
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今日は早朝から電車に乗って、二時間半かけて某山中にある集団墓地に友人の墓参りに行って、その帰りに観てきたんですが。
映像はすごく綺麗でよく動くし、間違いなくWITクオリティだったんですが、個人的には主題というかテーマが心に響かなかったのです。
肉体と切り離した存在としての魂とか、現世に顕現する自我の根幹的な意味、みたいなものを問いかける内容だったのですが・・・正直、既に歳をくった大人は自分自身の人生を生きる中で周囲の人間の死(魂の喪失)をそれこそ沢山経験していて、心の折り合いの付け方みたいなものを習得しているので、そういった局面に対し(どんなに身近で親しい人がなくなっても)それはそれ、として淡白にやり過ごす能力を身に着けていると思うんですよね。普通に。
現実世界では死んだら焼いて埋めて終わりですが、それが映画の中ではゾンビとして使役できるぶん有益だというだけの話。なまじ肉体が残るからそこに魂を蘇生しよう、という発想にいたるんでしょうが・・・・現代社会では生ける屍こと痴呆老人が、リアルに魂のない暴れゾンビのような『人生の消化試合』を生きていて、家族やら介護士やらに重くのしかかっているのです。そういうのに関わった経験があると、『生』の価値は正気で生きていられる間にだけあるものだって、その辺りに落ち着くと思うんですけどね。概ね。ボケてでも生きていたい、なんて思わねぇよ。
映画のクライマックスで、中ボスクラスの悪役が発動する「世の中の人間を全員ゾンビにしちゃえば自我が無くなってハッピーじゃね、ヒャッハー」っていう計画も行動原理として説得力にかけるし、スタッフスクロールの後の部分がどうにも蛇足感を拭えないしで、イマイチ締まらない感じがしました。
この映画の特筆すべき点は、ざーさん演じるハダリー・リリスが、私的にアニメ史上屈指の超絶美人巨乳である、ということです。素晴らしい。本当に素晴らしい。N700系おっぱい。ググっても画像が1カットしかヒットしないので、こればっかりは是非劇場で動くところをご覧頂きたい。惚れ惚れするくらいのべっぴんさん。笑顔でご飯よそって欲しい。お願いします。
投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)