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Re: このくらいは見逃してくれぇ

ちがう、と言い切れないところが、ジャパン。

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6巻の見所は、お付き合いが決まったときの文ちゃんの変顔。最高。

「これでも一晩考えたのよ?寝てないの」という、あーちゃんの言い回しの心を鷲掴みにするかわいらしさ。

志村作品の、ここぞ、というときに放たれる、台詞の『ストン、と落ちる感』がたまらなく好きです。


さておき。

そこですよそこ。オリンピックのエンブレム騒動の時に問題になったように、結局は村組織の権威団体がお墨付きを与えることが芸術の指標になっている事実。確かに権威者というのは広く専修的な知識を蓄積しているのかもしれません。その為に人生においていろいろな努力を払ってきた人なんだろうというのもわかる。業界組織だってそう。そういうことを長年専門にやってきているという自負と実績もわかります。でも、マンガやアニメって芸術であると同時に大衆娯楽であるはずです。審美眼がないからという理由で、斜に構えていない人間の評価が全く反映されないのは健全では無い、と思うのです。


>「よかったです、おもしろかったです、すごかったです、(ガルパンは)いいぞ」で賞を贈るわけにはいかない

真にそうなんですが、でも、腹を抱えて笑ったり、嬉しくなったり、元気になったり、そういうエモーショナルな反応だって評価すべき項目ではあると思うんですよね。横暴に言えば小並感、みたいな部分。何も考えずに作品に接して受けた結果の印象評価もそれなりに含めるべき。


まぁ、あそこが『芸術的要素』だけを評価する場である以上、自分が言っていることが的外れとしか言いようが無いのはわかっているんですけど。でもちょっとすっきりしなかったんです。そういう気分だったんです。ごめんなさい。


>もう、グッドデザイン賞扱い、モンドセレクション扱いの方が逆に健康的だろうか。

この両者くらい突き抜けて内情が世間に露見している『賞』であれば、消費者も気休めでしかないのはわかっていますし、権威としてはISO9001レベルで機能していないので、ある意味アリといえばアリな気もしますね。

もう、あらゆる賞は主催団体、というかスポンサーの名前を冠することを義務づける、というのはどうでしょう。どこの利権で押された作品か、一目瞭然になるように。


落語心中は同意・・・きっと今年のSHIROBAKOの位置に納まるでしょうね。

あ、あと、断言。秋にこうの史代さんの『この世界の片隅に』の映画が完成したら、確実に入ります。過去にマンガ部門でメディア芸術祭に入っていますし。もう約束された勝利がひしひしと。作品に罪は無い。でもそこに乗っかりたがっている権威がイヤなんじゃボケェ(完)

投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)

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