ひるね姫、観てきた。 |
返信 |
地方の映画館で封切り初日昼の回。席は五割くらい埋まってました。
結論から言います。「100点満点」の映画です。
ホームドラマであり、冒険活劇であり、ロードムービーであり、ファンタジーであり、巨大ロボットアニメでもある。こんなメチャクチャに要素を詰め込んでおきながら、凄まじく卓越した脚本が全てを大円団へと導き、爽やかな結末を迎えます。
しかも面白いのは、コレだけ欲張っておきながら恋愛要素だけは含まれてないんですよね。モリオという頃合いの相手が登場するにも関わらず。神山監督が娘さんに観てもらうことを前提に作り上げた映画、とのことですが・・・男親としての願望が垣間見えます。そこがまたおもしろい。
主人公ココネのサバサバして図太い性格がまた非常に好印象です。疑うことを知らない、というのは、非現実的でありながらこうも人の心を打つ。ある種の希望や、こうありたいという願いを投影しているのかも。
とにかくもう観て!って言いたくなる、そんな作品でした。
エンディングはデイドリームビリーバーのカバーだったんですが、「モンキーズ」と答えるか、「タイマーズ」と答えるか、「セブンイレブンの店内で耳にする曲」と答えるかで歳がバレそう。
投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)