Re: ひとつの懸念
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日本人は、良くも悪くも『集団』に対する思い入れが強かったんじゃないでしょうか。
五人組とか、頼母子講とか、相互扶助の文化が歴史的に根付いていたせいなのかなぁ、とか思います>国民性。
自身が所属する団体に迷惑をかけることをトコトン嫌う性質があるような。だからこそ逆に迷惑をかけた奴は全力でフルボッコにされちゃう。村八分。兎にも角にも個人のメンツより団体のメンツのほうが大事。武士が切腹するのもお家のため。
それが現代社会では希薄になっている。年寄りの世代まではそういった意識に美徳を見出して人生を過ごすことに一定の意味があったように思いますが、もう、ここ最近では『人は一人でも生きて行ける』という認識のほうが圧倒的に優っている。実際、生涯独身率は半端ないし(おまいう)、離婚率だって鰻登りだし、年寄りは面倒かけるくらいなら孤独死選ぶし・・・本当にどうかしてるな、この国。
そういえば以前ココで書きましたが、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレでクーポラに登った時に、卒業旅行で来ていたらしい日本の若者らが、油性ペン取り出して壁面に自分達の名前を書き出したときは酷くがっかりしました。確かに壁には既に世界中のおバカによる登頂記念カキコが無数に書き込まれていたんですが、日本人ならばこそ自らの価値観をもっと重んじてほしいものです。お前らは日本で同じように歴史ある建造物であるところの寺社仏閣で同様に振る舞えるの?っていうか、それができちゃう奴らが一連の炎上騒ぎでネタを提供しているようなバカ共なんでしょうが。スゴイナ、ニュータイプ共は。
ところで、表面的には全体主義で画一的社会の住人であるはずの中国人が、個々人を見るとアンモラルで非常にリベラルなのは面白いと思う。精神勝利法。
余談:
個人的に、頼母子講のエゲつないシステムが大好きです。
投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)