寄席に行ってきた。 | sbifb4 | sa.yona.la ヘルプ | タグ一覧 | アカウント登録 | ログイン

寄席に行ってきた。

返信

 コレ。国立演芸場。人生初寄席。なんの事前知識もなく突如決行。先週の落語心中での山ちゃんの一席(の演技)がとても気持ち良くて、ああ、そういえば自分、落語って生で観たことないな、じゃ、とりあえず行ってみますか、みたいな流れでサクっと。


 前座から始まって真打まで約三時間半。途中休憩一回。落語、講談、漫才、マジック、計10演の複合展開。平日昼の部でしたが客席は八割五分くらいの混み具合でした。料金は¥2,100-。コストパフォーマンスは良いです。


以下、本日仕入れた知識


・東京と大阪で活躍する落語家は約800人で九割が男性。講談師は十分の一の80人しかおらず、男女比は半々。 

・(小遊三師匠曰く)落語家が自分の『一席』として常備しておける噺は25~30くらい。このくらいは120席くらいこなせば誰でも身につけられる。それ以上覚えようとすると、覚えている分が少しづつ抜けてっちゃう。「ちょっと時間をください」と断って、脳内整理に時間を貰えれば、あと10席くらい足して40席くらいは演れるうちに入る。更に「一日待ってください」と断って、家に戻ってから本なり記録媒体などで復習すれば更に10席、で、50席以上できる噺家は、いわゆる本物。だそうです。


 当然、前座から始まって段々と『上手い人』にスイッチしてゆくのですが、素人目に見てもそのレベルアップ具合が良くわかるのです。高座に上がってオチが付くまで、メリハリ、呼吸、一挙手一投足のタイミングを完璧こなし演じきる一人芝居なんだろうなぁ、と。お客さんに如何に気持よく響かせるか、内容や忙しない身振り手振りに反して、その真髄はとても繊細。


 笑点で小遊三師匠の顔は見慣れているはずなのに、改めて生で小遊三師匠の顔”だけ”を十数分見続けていたら、今まで能内にあった印象がゆがんできて、ゲシュタルト崩壊しそうになった。不思議。

投稿者 sbifb4 | 返信 (1) | トラックバック (0)

このエントリーへのトラックバックアドレス:

Re: 寄席に行ってきた。

http://raru9x.sa.yona.la/103

返信

寄席。

毎年「来年は行ってみよう」「今年は寄席行ってみたい」といいつつ実現していないんだよなあ。

…というのを仕事中にふと思い出して、またも「今年こそは」と考えていたんだよなあ。

お芝居とかライブとか行く文化のない人間だから(行ったことはもちろんありますが)、まずどうやって情報を得るか、から始まるんだけど、目の前に便利な箱があったわ。今から調べてみるわ。


落語家さんの1割が女性というのは驚き。もっと少ないかと思っていました。

投稿者 raru9x | 返信 (1)

API | 利用規約 | プライバシーポリシー | お問い合わせ Copyright (C) 2024 HeartRails Inc. All Rights Reserved.