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Re: 大〜好ーきーダカラー 笑ぁってヨ

命かけてと誓った日から。

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 ストリート・ミュージシャンが命張っているように感じる理由には、大道芸含め、日本は路上でなにかやらかすという行為に不寛容なお国柄だ、っていう点も含めています。ビラ配りやら署名嘆願やら募金やら宗教やら製品モニターの募集やらナンパやら・・・路上でエンカウントするものにはろくなものがない。『路上』には純粋に通行をするたのクリーンな場所として機能して欲しい。強弱の差こそあれ多くの人が意識の根底でそんな風に思っている土壌で、ともすれば単なる奇声発生マシーンとしかなり得ない行為を行う勇気は、根性だめしとして賞賛に値は、する。ヨッパライとストリートファイトに発展する可能性も含めて。


 あと、大道芸が売りにしている『驚き』や『笑い』は換金されやすいけれど、歌によってもたらされる感動って、なんか換金され辛い気がする。歌が本当に素晴らしければ素晴らしいほど、値踏みするのは下世話である、という反比例する気持ち。


 確かニューヨークの話だったと思いますが、ストリート・ミュージシャンとして活動するには市が開催する選抜試験に合格しなければならない、という制度があったはず。こういう制度で技術的な担保をしてあげられればストリート・ミュージシャンの認識の向上(と淘汰)が進んで良いんじゃないとか思います。っていうか、ビラ配りその他の有象無象にも国家資格を作ったほうがいいよ(半マジ)。


命張ってる別件:

WEB上で、しかも個人サイトで漫画の連載を続ける、という行為に命張っている感がビンビンしていたエムさん。ですが、このたび書籍化が決まったそうです。速攻くれてポチった。タダで読めてしまうことに心苦しさを感じていたので、対価の支払が担保できる状態になったことが嬉しい・・・

投稿者 sbifb4 | 返信 (1) | トラックバック (0)

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Re: 命かけてと誓った日から。

天国への階段

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>活動するには市が開催する選抜試験に合格しなければならない、という制度

自治体等がこの手のライセンスを出しているケースは日本でもいくつかあるようです。


東京都では

ヘブンアーティスト|東京都生活文化局

名前のダサさはともかく、一応、音楽部門もあった。


1. 基本的に屋外での活動になります
 ただし、道路は活動場所ではありません
2. DVD、CDなどの販売行為はできません
3. 投げ銭を受けることはできますが、強要することはできません
4. 火気・刃物等の危険物を使用することはできません
5. アンプを使用しない形態での活動を原則としますが、最小限のポータブルアンプ(電池又は充電式)に限り使用を認めます
 ただし、どのような形態であっても、大音量を出すことはできません
6. 演奏・パフォーマンスに必要な機材の搬入、搬出等はご自身で行なっていただきます
7. グループで活動する場合は、メンバー全員にライセンスが必要です
8. その他、各施設の使用条件に従っていただきます

審査会|東京都生活文化局



ただこれ、活動できる場所や時間の制限が厳しすぎないかな……。

「新宿代々木エリア」で言うと、細かく数えても9箇所。

・都民広場

・都庁展望室

・大江戸線都庁前駅

・大江戸線新宿西口駅

・東京オペラシティ(サンクンガーデン、ガレリア)

・代々木公園(噴水池前、イベント広場、原宿門)

で、そのスケジュール。「予約状況」なんでしょうね。エリアは他にもいくつかある。

でもこれでは、どちらかというと、ただのハコ貸し。それに「使用不可」が多すぎる。ライセンスを取った上でこれなら、もうモグリでいいよ、となってしまう人は多いと思う。

柔軟な運用ができているようにもあまり見えない。例えば、演目によっては複数同時でも全く問題ないはず。白塗りで黙って立ってるような人がよく代々木公園の原宿門で演ってるみたいですけど、あの場所はこの種の演目/演者1人だけに使わせるのはもったいない。


つまりは、できるだけ「ストリート」で演らせたくないんだろうな。警官とは別に、施設付きの警備員がいるような場所でだけやっててほしい。場所によってはさらにローカルルールがある場合(PDF)もあるようです。

施設側は施設側で、特に利益が出るわけでもないから無用な人だかりは作りたくない。都庁やオペラシティでずっと使用不可な場所があるのは多分そのせい。壁に囲まれているので音もすごく響くだろうし。でも一度は開放してしまった手前、はっきり中止にするわけにもいかず、日ごとに使用不可として逃げているんじゃないかと邪推。


個人的にはストリートパフォーマンス容認派なので、もう少し折り合いがつく制度が早くできて早く周知されるといいと思ってます。(「推進派」ではない。ほどほどにね、としか言い方がないのがもどかしい)

もうちょっと何かあるだろ。例えば「演者及び拡声装置等から2mの距離での音量が70dBを超えないこと(警官のスマホに簡単な測定アプリを入れる等。同じものは誰でも落とせる)」「物体を投擲する場合の高さは演者の身長の倍を超えてはならず、観衆との間にも高さと同程度の距離を置き安全を確保すること」みたいな制限をクリアしてればいい、とか。

不寛容については「不寛容に対してどこまで寛容になれるか」という究極の問題があるので正解がないはずですが、今は時代の空気として不寛容が悪い方に出てしまっていると思います。「オレが嫌だからやめろ」が強すぎて、「周りが迷惑だからやめといた方がいい」が機能する前に封殺される/萎縮するようになってきている。


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投稿者 zig5z7 | 返信 (0)

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