叫ばずには居られなかった。 |
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「ブヒィィィィィッ」
全然エロくないのに、色使いだけで性的興奮を覚えます。変態の自覚はあります。
なぜパステル調の色使いのものを見ると、興奮しちゃうんでしょうね?
あと、肌色とか桃色とか多めだと、やっぱり興奮しちゃうんでしょうね?
更に、紗がかかっていると、それだけでときめいちゃうんでしょうね?
ものすごく、感性が記号に飼い慣らされている気がします。ドーピングが過ぎた人生でした。
思春期の鳥羽口に、江口寿史で洗礼を受けたような気がします。
デニーズのレジで、フェアが終わったらポスターいただけないかと切り出したことも、今では恥ずかしい思い出です。
思えば、内面から沸き起こる「興奮」という価値基準に支配されるがまま、たくさんの画集を買って参りました。
もはや「年甲斐のない」と形容せざるを得なくなった現在でも、その性からは抜け出せないのです。
欲望の重みに、BILLYの棚板もしなります。
今日もまた一冊、新たな供物がけたたましいブヒり声と共に欲望書庫へと封じ込められました。
願わくば自らに死が訪れるその時まで、積み重なり続けるこの咎が人目に晒されることがありませんように。
余談:
自分が死んだら、欲しい人に本を譲る約束を取り付けておくサービスとかどうだろう。いや、本に限らず。死ぬまではとりあえず所有欲を満たしておきたい、でも死後は必要とする人に譲渡できれば、物にとっても本望じゃない?的な。
生前に蔵書の一覧を登録しておき、欲しい側の人は思いの丈を一筆記してノミネート。登録者が譲渡先を選定する。あえて死ぬまでは、誰が『後継者』に任命されたのかは非公開。当選者の発表は、発送を持って代えさせて頂きます。みたいな。譲り受けた側は蔵書を手に入れられた喜びと同時に、見えざる者の死を意識させられ、なんとなく感慨深い体験をすることとなる・・・どうですかね?まぁ、登録者が生前、死期を悟った時点で運営者に蔵書を発送しなければ成り立たないので、実際には死の直前に手放すことになりますが・・・
投稿者 sbifb4 | 返信 (3) | トラックバック (0)