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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(3)

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お金の基本


 トルコの通貨はトルコリラ(表記はTL、読みはテー・レー)ですが、現地の人は単にリラと呼んでいます。

成田で両替できますが、レートは非常に悪いのでお勧めできません。(2013年2月現在、1TL=約50円ですが、成田で両替すると約70円となります。)また、帰国後日本で再度円に戻す際も思い切り安く買いたたかれるとのことなので、原則現地で円からTLに両替して使い切るのが最善です。自分は一応心配なので成田で100TLだけ両替して(実質5,000円分を約7,000円で購入)現地に着いてから空港内の銀行で更に一万円を両替したところ、181TLになりました。1TL=約56円くらいです。両替は至ってスムーズで、何も言わずに日本円だけ差し出せばあとは問答無用の全自動でやってくれます。特に自分が両替したときは行列ができて混雑していたせいか、職員はものすごい勢いで金勘定と入出納を繰り返す有様、まるで人間ATMのようでした。日本からの観光客はみんな現地両替が基本で、飛行機が到着するたびに大量の行列ができるからこんな感じなんでしょうね。

 イスタンブール市内では旧市街のグランバザール周辺を中心に両替屋が多いです。新市街の繁華街イスティクラール通りなどにもありますから、必要になったときに必要なだけこまめに両替するのが賢いのかも。自分はといえば成田と現地空港で両替した合計281TLと、自宅の箪笥に寝かせておいたユーロを持参した分で滞在を乗り切ってしまった為、市内での両替は一度もしませんでした。


 トルコリラ紙幣は200TL、100TL、50TL、20TL、10TL、5TLの6種類がありますが、市場で有効に流通しているのはほぼ50TL以下です。5TL札に至っては鼻をかんだティッシュみたいな状態のしか流通していません。硬貨は1TL、50Kr(読みはクルシュ、補助通貨単位で1TL=100Kr)、25kr、10kr、滞在中はお目にかかりませんでしたが5Krと1Krもあるようです。観光客目線で市内を巡った範囲では、多くの場合、価格の末尾が5Kr単位で設定されている為、『25Kr硬貨』+『10Krと50Kr硬貨』の組み合わせでやりとりが行われ、結果5Kr、1Krの出番が限られている気がしました。日本ではなじみの無い感覚ですが、意外と25Krは便利だと思いました。


 現地ではトルコリラ以外にも、ユーロが幅広く流通しています。流石に屋台での使用は厳しいですが、街中の小さな店でも一言確認を取れば支払いが可能な場合があります。ただしある程度以上の店構えの所でないと、TLからユーロへの正当なレートでの置換が行なわれず、店側の超アバウトな換算によって値段が決まってしまうようです。またお釣りがユーロで戻ってくるわけではないので、そういった店では極力支払いに使う紙幣の額面に近い金額で買い切る工夫が必要かと。店によっては、TLでのお釣に加えてなにかおまけの物品をつけてくれたりする場合もあり、まさにケースバイケース。更に理解しがたいのが、空港の免税店にいたっては価格表示がユーロのみという状況。せめて自国通貨での表示もしようよ・・・もちろんTLでの支払いもできますが、レジで会計するまで「TLでは総額いくらなのか?」がわからないので現実的ではありません。ですので、TLは基本空港に入る前に使い切ったほうがベストだと思います。どうしても大量に余るようなら空港で日本円にする、ユーロにして空港内でスムーズな買い物をする、またはもう一度トルコの地を踏みしめるつもりで日本に持ち帰り、そっと箪笥にしまう、いずれかを選択すると良いと思います。いずれにせよ、TL以外にユーロもそれなりに携行しておいたほうが便利です。


 物価が安いため、大きな出費といえば観光施設の入場料と長距離バスの運賃、空港でのお土産代くらいなものでした。最終的に約250TL+150ユーロの使用で、31,250円くらいの出費。ウンコが怖くて特に食事に金をかけなかったからなぁ。


 あんまり連投してもあれなんで、続きは後日に。

投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)

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