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イスタンブール

これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(8)

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新市街の話


 新市街は結局最終日の半日しか立ち寄りませんでした。


 ノスタルジック・トラムヴァイ。遅い。


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 『MADO』という、ドンドルマのチェーン店にて。レジの店員がめっちゃ見てる。


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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(7)

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 その後、街の中心から南にある『メリチ橋』を目指しました。この橋もスィナンの作らしい。繁華街を抜け橋へ向かうと・・・なんでか知らんけど廃墟が多い。道沿いにあるのは、一応は営業しているようなレストランと、あとは結構な数の廃墟。こんな廃墟だらけのところでレストランって、どうなん?


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 古い石橋ですが自動車が埃を立てて頻繁に行き交い、あまり風情はありませんでした。期待しすぎた、ということで。


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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(6)

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エディルネの話


 ブルガリア・ギリシャとの国境に近い街『エディルネ』には、ジャーミィ建築の大家『ミマール・スィナン』が「これ、俺の最高傑作な」と太鼓判を押した『セミリエ・ジャーミィ』があるとのこと。最近、世界遺産にも指定されたらしいので行ってみることにしました。


 トルコでは長距離移動の手段は主に飛行機とバスが担います。鉄道の存在はあってないような扱い(本数少ない、バスより遅い、時間守らない)らしい。長距離バスはどの主要都市でも郊外にある『オトガル』と呼ばれるバスターミナルで発着していて、イスタンブールにはヨーロッパ側のエセンレル・オトガルとアジア側のハレム・オトガルの2つがあり、エディルネにゆくにはエセンレル・オトガルが良い模様。


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 早朝6時前にホテルを出発。まだ真っ暗。カラキョイ駅からエセンレル・オトガル駅まで約30分。途中、トラムヴァイT1線ユフス・パシャで下車し、メトロM1線アクサライ駅へ移動して乗り換え。陸橋渡って地下道くぐる。


 ガイドブックによると、エディルネ行きのバスを運行している会社は主に3社。事前にインターネットで時刻表を調べたところ、nilufer(ニルフェル)社が時刻表を公開していたので、ここを使うことにしました。オトガルに到着したのが6:45頃、駆け込めば7:00発のバスに間に合いそうなので、急いででニルフェルの窓口に向かいます。

 片言のトルコ語で「エディルネ行き1枚」と言ったものの、通じない。ですよね。発音なっちゃいませんよね。自分の隣にいた小柄な高校生くらいの男子が感づいてくれたらしく、エディルネ行きだと伝えてアシストしてくれる。助かった。切符の購入には更に名前を伝える必要があり、その後、料金25TLを払っていざ乗車・・・したものの、自分の座席がわからない(長距離バスは全席指定)。座席の頭上にある荷台のフレームの当たりに座席番号があると思ってキョロキョロ探してみるものの見つからない。しかも乗車券をみると『Seat No,』の欄に『7:00 Istanbul』とか刻印されてる。え?何?意味わかんねえよ。後続の乗客も乗り込んできて焦ってキョドっていると、すぐ側の席に先ほどのイケてる男子がいて、乗車券を見て自分の座席を教えてくれました。重ね重ねご親切痛み入ります。窓側の席に着席して気がついたんですが、座席番号が窓枠の底辺のあたりに表示されている・・・日本でこんなところに座席番号を表示している車両見たこと無いよ・・・しかも乗車券の表示は一行ずつずれていたことが判明。(下段 Passenger Name の欄に27と座席番号が刻印されてる)勘弁してください。本当に。


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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(5)

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エユップの話


 エニノミュから水上バスで35分、エユップにはちょうど ikindi namazı(一日5回の礼拝のうち、3度目)の直前に着きました。目的地のエユップ・スルタン・ジャーミィは、かつて新しいスルタンが即位するときに聖剣の授与が行われたという由緒あるジャーミィですが、市内から離れた場所にあるため観光で訪れる人は多くはないようです。門前には公園があり、床は全て真っ白な石(大理石かなぁ?)で敷き詰められていました。つるっつる。


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 ジャーミィは礼拝の真っ最中だったので、中庭で待つことにして回廊内に入ろうとしたのですが…そこではたくさんの女性がゴザを敷いて礼拝をしており、熱心に祈りを捧げていました。女性は礼拝の時間にはジャーミーに入れないため(入れても最後列に設けられたわずかなスペースなど)外での礼拝となるようです。中には素足の人もおり、実際に熱心に信心する人々の群像を目の当たりにすると、いろいろと感慨深い気持ちになります。とりあえず場違いな気がして慌てて外へ出たのですが、世俗主義国家であるトルコでは信仰に深い人々がいる一方、とらわれない人もそれ以上にいて、回廊を出たそこには買い物客で賑わう門前の商店街の光景がありました。内と外の違い、信心の温度差のようなものを強烈に感じた一瞬でした。

 日本では多くの人が生来、神道かつ仏教徒であるとはいえ、それらとは緩やかな関係にあると思います。とりあえず彼岸とお盆に墓参りする。正月には初詣する。信心はさておき、節目節目になんとなくイベント的に接する。ところがイスラムにおいては日に五回の礼拝や断食など公明正大な度量衡が存在するため、世俗と信仰の関係がまるで0か1かのような、明確な隔絶にあるような印象を受けました。


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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(4)

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エミノニュの話


 ガラタ橋の南の袂に位置するエミノニュは、旧市街で最も活況のある場所の一つ。海に面した開けた空間に焼き栗・焼きトウモロコシ・ゴマパンなどの屋台が点在し、それ以外にも段ボールや木箱をひっくり返して作ったテーブルでよくわからない土産物やグッズ、携帯電話などを売る人であふれかえっています。


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 ガラタ橋の上では太公望がひしめき合って釣り糸を垂れていて、彼らを相手に釣り餌を売る人もいる。


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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(3)

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お金の基本


 トルコの通貨はトルコリラ(表記はTL、読みはテー・レー)ですが、現地の人は単にリラと呼んでいます。

成田で両替できますが、レートは非常に悪いのでお勧めできません。(2013年2月現在、1TL=約50円ですが、成田で両替すると約70円となります。)また、帰国後日本で再度円に戻す際も思い切り安く買いたたかれるとのことなので、原則現地で円からTLに両替して使い切るのが最善です。自分は一応心配なので成田で100TLだけ両替して(実質5,000円分を約7,000円で購入)現地に着いてから空港内の銀行で更に一万円を両替したところ、181TLになりました。1TL=約56円くらいです。両替は至ってスムーズで、何も言わずに日本円だけ差し出せばあとは問答無用の全自動でやってくれます。特に自分が両替したときは行列ができて混雑していたせいか、職員はものすごい勢いで金勘定と入出納を繰り返す有様、まるで人間ATMのようでした。日本からの観光客はみんな現地両替が基本で、飛行機が到着するたびに大量の行列ができるからこんな感じなんでしょうね。

 イスタンブール市内では旧市街のグランバザール周辺を中心に両替屋が多いです。新市街の繁華街イスティクラール通りなどにもありますから、必要になったときに必要なだけこまめに両替するのが賢いのかも。自分はといえば成田と現地空港で両替した合計281TLと、自宅の箪笥に寝かせておいたユーロを持参した分で滞在を乗り切ってしまった為、市内での両替は一度もしませんでした。


 トルコリラ紙幣は200TL、100TL、50TL、20TL、10TL、5TLの6種類がありますが、市場で有効に流通しているのはほぼ50TL以下です。5TL札に至っては鼻をかんだティッシュみたいな状態のしか流通していません。硬貨は1TL、50Kr(読みはクルシュ、補助通貨単位で1TL=100Kr)、25kr、10kr、滞在中はお目にかかりませんでしたが5Krと1Krもあるようです。観光客目線で市内を巡った範囲では、多くの場合、価格の末尾が5Kr単位で設定されている為、『25Kr硬貨』+『10Krと50Kr硬貨』の組み合わせでやりとりが行われ、結果5Kr、1Krの出番が限られている気がしました。日本ではなじみの無い感覚ですが、意外と25Krは便利だと思いました。


 現地ではトルコリラ以外にも、ユーロが幅広く流通しています。流石に屋台での使用は厳しいですが、街中の小さな店でも一言確認を取れば支払いが可能な場合があります。ただしある程度以上の店構えの所でないと、TLからユーロへの正当なレートでの置換が行なわれず、店側の超アバウトな換算によって値段が決まってしまうようです。またお釣りがユーロで戻ってくるわけではないので、そういった店では極力支払いに使う紙幣の額面に近い金額で買い切る工夫が必要かと。店によっては、TLでのお釣に加えてなにかおまけの物品をつけてくれたりする場合もあり、まさにケースバイケース。更に理解しがたいのが、空港の免税店にいたっては価格表示がユーロのみという状況。せめて自国通貨での表示もしようよ・・・もちろんTLでの支払いもできますが、レジで会計するまで「TLでは総額いくらなのか?」がわからないので現実的ではありません。ですので、TLは基本空港に入る前に使い切ったほうがベストだと思います。どうしても大量に余るようなら空港で日本円にする、ユーロにして空港内でスムーズな買い物をする、またはもう一度トルコの地を踏みしめるつもりで日本に持ち帰り、そっと箪笥にしまう、いずれかを選択すると良いと思います。いずれにせよ、TL以外にユーロもそれなりに携行しておいたほうが便利です。


 物価が安いため、大きな出費といえば観光施設の入場料と長距離バスの運賃、空港でのお土産代くらいなものでした。最終的に約250TL+150ユーロの使用で、31,250円くらいの出費。ウンコが怖くて特に食事に金をかけなかったからなぁ。


 あんまり連投してもあれなんで、続きは後日に。

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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(2)

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ウンコの影におびえていた話。


 トルコの公衆便所はトルコ式(wiki参照)なので『有料』『流れない』『紙が無い』という、懐と心の準備なしには利用できない敷居の高いもの。実際のところ小での利用はやぶさかではありませんが、大だけは絶対無理なので、毎朝ホテルの便所で頑張って安心感を確実な物にしてから出かけていました。


 市内では観光施設の近隣を中心に多くの公衆便所が設置されており、見つけるのには苦労はしないと思います。大きく『WC』と表示が出ており、使用料の相場は1リラ、入り口に係員がいて手渡しで払います。BAYが男性、BAYANが女性(ピクトグラムがあるので悩まないとは思いますが…)。清潔感やトイレットペーパーの有無は場所によってまちまちで、入口の清潔感を見定めてあたるしかありません。ちなみに史跡関連で無料の便所が設置されていたのは、自分が気づいた範囲ではトプカプ宮殿とドルマバフチェ宮殿の二カ所、いずれもトルコ式でした。


 さて、宿泊したホテルでのトイレも普通の洋式とはちょっと違っていたので紹介。


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 まず、便座が四角。座り心地がすこぶる悪い。紙で拭かないお国柄なのか、ペーパーの取り付け位置に難あり。幸い数年前に改装したばかりとのことで水圧には問題なし。ペーパー流せて一安心。

 向かって左側にある蛇口をひねると、手動ウォシュレットが作動するのですが・・・何故か水流は金玉袋の裏を直撃。慌て蛇口を閉めて、気を取り直しもう一度挑戦するも結果は同じ。射出される穴の位置を目視で確認すると、どう見ても水がケツにいかない。どうやら伝統的なトルコ式便所同様、「こっから出てくる水を使って左手で洗ってリュトフェン」ということらしい・・・いや、無理だから。

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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(1)

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観光名所・有名史跡に関しては自分が語るところはないのでゴッソリ割愛。

主に現地で過ごして実感した都市情報と、有名どころじゃない史跡・観光地について。


街歩きの基本


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 市内交通は路面電車、地下ケーブルカー、地下鉄および航路がメイン。乗車にはイスタンブールカードと呼ばれるプリペイド式のチケットが便利です(デポジット6TL+チャージして使う)。ジェトンと呼ばれるコイン型の乗車券をその都度買うこともできますが、イスタンブールカード使用の方が乗車料金が割引されてお得。なお、ジェトン発売機は原則どの乗り場にも設置されていますが、イスタンブールカードのチャージマシンは主要な乗り場にしか無いので注意。バスもありますがマイナーな史跡を訪ねないかぎり、観光では利用の機会はなさそう。タクシーもありますがぼったくりの危険性あり。


 ここまで書いておいてなんですが、観光は基本的に徒歩で十分です。交通機関は新市街と旧市街の間を一気に移動する場合や、疲れてホテルに直帰したい時などに利用すると良いでしょう。路面は石畳で、日本人がイメージする「車道が二車線以上あって、歩道が縁石などできちんと分離している」一般的な道路は、路面電車が走るような主要な部分にわずかしかありません。あとは毛細血管のように入り組んだ車一台分の幅の狭い道が街中にくまなく張り巡らされています。また、新市街のトラムヴァイT1線が走る海岸線側とノスタルジック・トラムヴァイT5線が走るイスティクラール通り側ではかなりの高低差があり、この間は急勾配になっています。この高低差を補うために走るのがテュネルとフニキュレルの地下ケーブルで、この二つはほぼエレベーターのようなものです。旧市街も海岸線から内側にかけて勾配があり、いずれにせよ坂道の多い街。街歩きは歩きやすいシューズやローファーで、底の厚い靴やヒールの高い靴は避けた方が良いでしょう。グランドバザールやエジプシャンバザールなど、旧市街はとにかくカオスで歩くこと自体が楽しいです。


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