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これからイスタンブールに行く人が読んだら多少役に立つような雑記のような何 か。(7)

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 その後、街の中心から南にある『メリチ橋』を目指しました。この橋もスィナンの作らしい。繁華街を抜け橋へ向かうと・・・なんでか知らんけど廃墟が多い。道沿いにあるのは、一応は営業しているようなレストランと、あとは結構な数の廃墟。こんな廃墟だらけのところでレストランって、どうなん?


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 古い石橋ですが自動車が埃を立てて頻繁に行き交い、あまり風情はありませんでした。期待しすぎた、ということで。


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 馬車も見かけた。観光客向けだったり、普通に現役だったり。



 街の中心に戻ってきたところでフルーツ石鹸屋のショーウィンドウに目が行きました。エディルネの特産品で、果物を模して作った石鹸。カッパ橋的な。籠盛りを眺めていたら店の中にいた白髪のおじいさん(店主っぽい)に声をかけられ、トルコ語で営業をされたのでバラ売りのものを買って帰ることに。手持ちのTLが心許なくなってきていたのでユーロで支払えないか伝えたところ、片言だけどとりあえず伝わった模様。商品を一個一個レジに並べながら、おじいさんと自分で「これは幾らか?」ってやりとりするわけです。10ユーロ札で金額分を買い切る作戦を選んだんですが、大の大人が二人顔をつきあわせて石鹸を指さしながら「ビル(1)っ」「イキ(2)っ」と声を合わせて確認ですよ。端から見たらかなり滑稽な光景だったと思う。会計後に「トルクメニスタン人か?」と聞かれたので(つか、そこだけ聞き取れた)日本人だと答えたら握手されました(現地では挨拶代わりのようなので特段深い意味はないけれど)。実際イスタンブール市内と違って、エディルネでは東アジア顔には全く行き会わなかった。みんなカッパドキアやパムッカレには行くけど、こっちにはあんまり来ないみたい。それにしてもトルクメニスタン人に間違われるって・・・自分、ニヤゾフ似なんだろうか。


 後になって店の写真撮らせてもらえば良かったと後悔。


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 帰路、オトガルへはドルムシュと呼ばれる乗り合いバスで向かうことに。

 バス亭へは頻繁にバスが到着するので待ち時間はほぼ0なのですが・・・あれ、みんなバスに乗るのにカード型の乗車券使ってね?何アレ?ガイドブックには現金払いと書いてあったので小銭を握りしめて待機していたのに・・・ひとまず乗車せずに次のバスを待つ。程なく次のバスが横付けされる・・・みんなカードをリーダーに当ててピーピー言わせて乗車してる。あれ?アレ無いとダメ?どこで買うん・・・つか、場所がわかったとしてもあれを器用に買える自信が無い。手持ちのTLも少ないのでタクシーには乗りたくない。ぼったくられたらいやだし。最悪歩くか?5.5kmいっちゃうか?とあきらめかけたとき・・・あ、今のおばちゃん、運転手に現金払いしてなかった?落ち着け、よく見ろ。次のバスを待って更に観察してみると・・・おじいさんが一人だけ現金払いで乗車する光景が。いける、いけるじゃん、現金。ヒャッハー。ふぅ、冷や汗かかせやがって。満を持して次に到着した『オトガル』行きのバスに乗る。いや、いいものですね、バス。と思ったのもつかの間、オトガルまでは一本道のはずなのに、バスは横道へ入りあっちこっちで停車。どうやらドルムシュではなく市内巡回のバスだった模様・・・やたら時間をかけてようやくオトガルへ。

 朝とは違い、ニルフェル以外のバス会社が集まるオトガルだったので、とりあえずイスタンブール行きの便を運行する Volkan Metro (ヴォルカン・メトロ)という会社のカウンターへ・・・ところがこのカウンターにいた若い切符売りのアンチャンが露骨に横柄な態度でさー。トルコ語話せないからかしらんけど、乗車券とか叩き付けながら渡してきて、正直イラっとした。気を取り直してバスに乗車、今度は通路側席の肘掛けの付け根あたりに座席表示が。これまた日本じゃ無い気がする。で、バスが出発して驚いたのが、ものすごい揺れ。終始ガタガタとやかましい音を立てながら車体が揺れ続けて気持ちが悪い。どっかのシャフトがブレていて、整備不良なのが丸わかり。車内の設備も痛んでいてあっちこっちボロボロ。これで同じ25TLってありえないだろ。本当にガッカリ。もしエディルネを目指す人がいらっしゃるようでしたら、帰路はオトガルから市内寄りに300m歩いてでもニルフェルのバスに乗った方がいいです。もしくはオトガルにはUlusoyというバス会社もあるので、そっちを選ぶか。乗ってないからわからないけど。


 イスタンブール近郊の高速道路沿いは新築ビルの造成が盛んで、あちこちに真新しいビルが乱立しています・・・・が、何故か全く同じ形をした物が大量に造成される傾向があるようです。以下、参考画像。


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 戸建てでもこう。


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 ずっとこんな感じ。なんだろう、この個性を全く尊重しない住宅事情は・・・


 夕刻、エセンレル・オトガルに到着。バスが壊れなくて本当に良かった。朝撮影できなかったのでオトガルの写真を撮る。改めて広いと思った。エセンレル・オトガルの建物は六角形に配置されていて、地下鉄の駅はその内側にある。写真は地下鉄の出入り口あたりから撮影したもの。看板の一つ一つがバス会社のカウンター。


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投稿者 sbifb4 | 返信 (0) | トラックバック (0)

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